ピーチとJR北海道が「Peach 道東フリーパス」を発売

ピーチが攻めます。


ピーチの大阪(関西)-札幌(新千歳)線を利用の方のみ購入することができる、Peach 道東フリーパスが発売されることが決まりました。


販売期間: 2013年6月1日~11月30日
(前売りはいたしません。ご搭乗日当日にご利用開始となるきっぷのみ発売いたします。)
利用期間: 2013年6月1日~12月4日
発売場所: JR新千歳空港駅でのみ販売(Peachの当日の搭乗券をみどりの窓口に呈示されたお客様限定で発売)
有効期間: 5日間
料金: 大人15000円 子供7500円

フリーエリア内は特急・急行・快速・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由です。
普通車自由席以外をご利用の場合、指定席特急料金等の必要な料金を別途用意する必要があります。

フリーエリアは以下の通りです。


安いのは安いですね。
例えば、
1日目:新千歳から富良野へ。
2日目:富良野と美瑛をまわって、旭川へ。
3日目:旭川から網走、川湯温泉へ。
4日目:釧路湿原へ。
5日目:釧路周辺から新千歳へ。
これで通常、特急自由席で移動した場合、3万円前後かな。
半額で済む計算になります。

でも、こんなにキツキツな予定だと疲れるだけなので、新千歳から根室の辺り往復するだけでも、片道1万円。往復2万円。十分元は取れます。

ただ、JR北海道は他にも割引きっぷがあります。

自分のプランに合わせて、よく検討をしたほうが良いでしょう。

ただ、関空から札幌まで往復15000円くらいで移動して、道内の交通費にさらに15000円かかるって悲しいですね。
同じ鉄道国として、ドイツ・フランス・イギリス辺りと比較すると、日本の鉄道は安くかえる切符が少ないとは感じます。

それでも、現状ではこのPeach 道東フリーパスは十分お得なので、利用価値が高いと言えます。



関空アクセスでは、ピーチが南海と割引きっぷを販売した後に、ジェットスターも割引きっぷを発表したので、数ヶ月内にピーチ以外のLCCでも、似たような北海道内で使えるフリーパスを発表する可能性があります。

LCCの登場で、様々な交通機関が安くなるという現象は世界各地で見られます。
日本もこれから数年で大きく変わっていくでしょう。