香港エクスプレスの羽田着後の交通機関まとめ

現時点羽田到着便としては最も夜遅い時刻に到着する、香港エクスプレス622便。このフライトを利用した際に利用可能な羽田空港から先の交通機関・宿等をまとめてみます。

該当フライトは以下。
航空会社: 香港エクスプレス
便名: UO622
出発空港: 香港空港19:05
到着空港: 羽田空港00:30(翌日)
尚、早着の場合23:30頃にはゲートに到着する場合がありますので、主に0時以降に到着した場合のまとめです。また、時刻等は変更になる可能性があります。事前に利用する会社のホームページ等でご確認下さい。

●鉄道

国際線ターミナル発の時間のみ記載します。
相当早く到着しないと厳しいでしょう・・・。特に週末はほぼ無理と考えるべきかもしれません。

京急:羽田空港国際線ターミナル駅
平日
00:01品川
00:14神奈川新町
00:23蒲田(金沢文庫行に接続)
土日
00:02品川

東京モノレール:羽田空港国際線ビル駅
00:10浜松町

●バス

路線により異なりますが、基本的に時刻が指定された乗車券が必要です。
2階到着ロビーのチケットカウンターでも購入できますし、バス停近くにある自動券売機でも購入可能です。
週末はカウンターが長蛇の列になることもあるので、思い切って自動券売機で購入するのも手でしょう。満席になる路線もあるので注意です。
利用予定のバス会社ホームページ等でお調べすることをオススメします。
また、深夜バスは基本的に通常の料金の倍額です。

00:00新宿・池袋
00:00渋谷
00:10葛西・一之江・小岩
00:15東京シティエアターミナル
00:15調布・府中・国分寺
00:20大宮
00:20千葉中央
00:20大森
00:25新横浜
00:30蒲田
00:30横浜(YCAT)
00:30渋谷
00:35西船橋・船橋
00:40品川

●ホテル

自分はホテルに泊まってしまうとLCCを利用する意味は無いと考えていますが、安く泊まることができるのであれば、候補の一つになるのは間違いありません。
空港内にあるホテルのみまとめます。空港近辺のホテルは多数あるので省略します。

送迎バスは00:40発です。

夜間は宿泊のみ可能で、ショートステイの利用はできません。
送迎バスは00:40発です。

ロイヤルパークホテル ザ 羽田
国際線ターミナルに2014年9月開業予定のホテル。まだ先です・・・・・。

フライトが定刻通りだった場合、ホテルの送迎バスには間に合わない可能性が高いです。その場合はタクシーでホテルがあるターミナルに行く必要があります。

天然温泉平和島

羽田から最も近い温泉施設。
深夜パックWelcomeコースは2900円。入館料・深夜料・館内着・タオル・朝食付き。
送迎バスは00:40発。但し、2時間前までに事前に予約する必要があります。
ホテルの送迎バス同様間に合わない・・・可能性もありますが、キャンセル料等はかからないようなので、保険代わりに予約するのもアリかもしれません。
詳しくはホームページを御覧ください。

●タクシー

定額タクシーを利用するとそこそこ安いです。特に人数が多い場合は最有力候補と言っても間違いありません。
ただ、到着後定額タクシーの予約をするとかなり待つ場合もあるので、いくつかのタクシー会社を事前に調べた方が良いでしょう。タクシー会社は48時間以上前に予約をすることを勧めています。
また、定額タクシーではなく一般のタクシーでも週末や連休で到着フライトが重なると、タクシーに乗るのに1時間前後待つ場合があります。

●空港泊

結局定刻通りだと車・タクシー・空港泊しか選択肢はありません。諦めましょうw
週末だとベンチでさえ混雑する場合があるので、早めに寝床を確保したほうが良いかもしれません。



以上が交通機関・宿のまとめです。
では実際に上記の交通機関等を利用するにあたっての注意事項です。



■予定よりも早く着陸したものの、空港内混雑のため長時間誘導路で待機

自分が乗ったフライトは23:40頃羽田に着陸。このままスムーズにスポットインをして到着すれば0時頃には到着ロビーに出ることも不可能ではありませんが、この23:30~0:30にかけては出発便が多い時間帯。
23:30~0:30の1時間に出発するフライトは毎日11便前後。
数便の出発が重なるだけで、自分のように着陸後10分前後機内で待つなんていう状況はありえると思います。

また、香港エクスプレスが普段利用している105番ゲートは香港エクスプレスが到着する前にエアアジアかハワイアン航空が利用していることが多く、タイミングが悪ければさらに待つ必要もあるでしょう。また出発が遅れている場合は沖止め→バスでターミナルまで移動という可能性も。

■105番ゲートは結構遠い

香港エクスプレスがよく使用している105番ゲートはターミナルの一番端。
ここから入国審査場までは結構歩きます。時間にして5分程度でしょうか。
さすがに空港内を走ってまで最終の交通機関に乗るのは・・・・・と思ってしまいますが、実際に走っている方はいました。
機内でシートベルトサインが消えた瞬間に後ろから通路を突進してくる方もいて、やはり意地でも最終の交通機関に乗りたい!と思っている方はいるようです。

■到着便が重なると、入国審査場や税関は長蛇の列

香港エクスプレスよりも先に到着するフライトにソウル・デンパサール・ドバイ等のフライトがあります。
タイミングが悪いとこのフライトで羽田に到着した方達の一番後ろに並ぶことになるので、何十分も待つ場合もあるでしょう。
入国に関しては自動化ゲートを利用する等の対策が可能ですが、税関は必ず並ぶ必要がありますので、まさに運。

■荷物を預けたらまず無理

自分は荷物を預けていましたが、出てくるまでに時間がかかり、結局到着後丁度30分ほどで荷物を受け取ることが出来ました。
こちらもタイミングが悪いとかなり待つ必要があるので注意です。



以上より香港エクスプレスで羽田到着後にバスや鉄道を利用しようと思っている方は完全に「運」だと考えるべきです。間に合わないのが基本。間に合ったらラッキー。
もちろん着いてすぐに家まで帰れば疲れも取れますし楽なんですけどね。

既に香港エクスプレスを利用されている方のブログ等を拝見させていただくと、圧倒的多数が車か空港泊という現実。どんなに早く羽田に着いても結局バスや電車は間に合わないことが大半なんでしょう。

1時間近くの早着・預け荷物なし・自動化ゲート利用・タイミングよく空港が空いている
以上の条件が揃えばバスでも電車でも余裕なんですが、週1~2便あるかないか。

もう少し深夜着も便利になると良いんですけどね。まだまだ不便です。
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就航直後の香港エクスプレスまとめ