バニラエアが就航して1ヶ月を過ぎたので遅延率や欠航率を調べてみた

2013年12月20日にバニラエアが就航して1ヶ月が過ぎました。

バニラエアは就航前の9月頃、定時出発率85%以上・遅延率15%以下・欠航率1%以下を目指すと言っていたので、この1ヶ月でどうだったのか見てみましょう。

といってもそんな事を細かく調べる時間は無いwwwので、いつもお世話になっている、LCC国内線のフライト情報から国内線の遅延率等を見てみましょう。

年月定時運航率遅延時間欠航率便数
中央平均最大合計定時遅延欠航
2013年12月75.00%5分9分39分0.00%40便30便10便
2014年1月82.70%0分7分61分0.00%144便119便25便
便名定時運航率遅延時間欠航率便数
中央平均最大合計定時遅延欠航
成田(NRT) - 那覇(OKA)
JW80194.50%0分4分44分0.00%36便34便2便
JW80283.40%0分6分61分0.00%36便30便6便
JW80392.90%4分6分21分0.00%28便26便2便
JW80492.90%0分3分17分0.00%28便26便2便
JW80532.20%23分20分39分0.00%28便9便19便
JW80685.80%0分5分40分0.00%28便24便4便
出典:LCC国内線のフライト情報

遅延率は15%以下を目指すということでしたが、概ね達成されてると見ていいでしょう。
日経によると全路線の定時運航率は82%だとか。
バニラ・エア、搭乗率80%目標 新千歳―成田29日就航  :日本経済新聞

ただJW805便を酷いですね。
805便の定時運航率はなんと32.20%。まるで以前のエアアジア並ですが、時間的にはしょうがないでしょう。

805便はこんなスケジュール。
成田1530→那覇18:50

成田の15時頃は北米やアジア方面行きのフライトで混雑する時間。
下手すると離陸まで10機以上待つ事があるくらいですから。

それを計算しているのか、那覇での折り返しJW806便は那覇出発が19:30と、通常30分で折り返すのを10分長めに取っています。
ですから、折り返しのJW806便はそれほど遅延率が高くないので大きな問題では無いかなーと。
平均遅延時間が20分ですから、あと10分どこかで調整すればバッチリですね!



そして欠航率。0%です。素晴らしい。
台北線も欠航という話は聞いたことがないので、国内・国際線共に欠航は無いんじゃないですかね?

欠航が無い、最大の遅延時間も1時間。大変素晴らしいのですが、欠航時や大幅な遅延時の対応が未知数というのも事実。

これから新千歳線も運航し、間違いなく欠航や大幅な遅延が出てくるでしょう。
一体どのような対応をするのか。
ピーチのようにあっさりなのか、ジェットスターのような手厚い保障があるのか。
LCCなので期待はしていませんが、気になってしまいますw
体験された方、どうぞお話を聞かせて下さい、お待ちしています。