LCCで4時間以上のフライトは耐えられる?

ジェットスターアジアが運航する福岡-バンコク線は、福岡発の所要時間が最大で5時間45分と

  • 日本を発着するLCC
  • A320or737シリーズといったナローボディ機
  • シートピッチが30インチ以下

で運航する路線としては最も所要時間の長いフライトとなります。
セブパシフィックの成田-マニラが5時間、ピーチの大阪-香港が3時間50分、春秋航空の大阪-重慶が4時間15分と、やはり福岡-バンコク線はダントツ。

世界に目を向けてみると、A320であれば7時間くらい飛べますし(ガルフエアのバーレーン→ロンドンはA320で7時間35分)、A320でシートピッチの狭いLCCであればタイガーのシンガポール-パースで6時間というフライトなど、5時間以上のフライトは結構あります。

ピーチが4時間圏内を運航している一つの理由に
座席間隔の狭いLCCでは「運行距離は4時間が限度」
2013年3月14日放送 ピーチ•アビエーション CEO 井上 慎一(いのうえ・しんいち)氏|カンブリア宮殿:テレビ東京
というのがありますが、モチベーション次第で5時間でも6時間でも耐えられるのが人間。



例えば今回の福岡→バンコクが仮に片道3万円で購入したとなると
「3万円でこのシートかよ・・・。ケチらないで他のに乗ればよかったな・・・」
となりますが、1万円であれば
「これで1万円か!安いわ!狭くても余裕www」
となるわけです。

あとは、実際の快適性。
隣や後ろのシートに誰もいなければ快適ですし、逆に後ろの人の膝がやたらシートに当ってきたり周りの乗客がうるさかったりすると、気分は最悪。

シートも薄めで足元が広いタイプが好きな方もいれば、厚めでガッシリしたタイプが好きな方もいるでしょう。好みのシートに当たれば快適性UP。

まさに運。

最悪の条件で深夜のフライトだと到着後の疲労感はハンパないでしょうし、最高の条件が揃えば5時間6時間のフライトだってなんのその。

今回の福岡→バンコクは、比較的好条件が揃っていたので疲労感はほぼゼロ。

以前乗ったエアバルティックのリガ→ベイルート→アンマンの方が疲労感がかなりありました。




LCCで4時間を超えると苦行・・・なんていつも思っていますが、意外と耐えられるというのを今回実感。
本当にキツいのは、セブパシフィックのマニラ-ドバイ・クウェートかもしれません・・・・・・。
A330で436席、シートピッチ30インチ・・・・・・。
一度乗るしか無い!