セブ・パシフィックが2015年にマニラ-グアム線とマニラ-ホノルル線を開設

セブ・パシフィックがマニラ-ホノルル線を2015年半ばにも開設する方針とフィリピンのメディアが伝えています。

報道によると今月中旬、セブ・パシフィックの担当者がホノルルで、現地の旅行代理店やフィリピン人コミュティ、さらにホノルル空港の関係者と会い、就航に向けての話が進んでいるようです。

早ければ2015年5月にも就航し、週3便での運航を予定。

また、ホノルル線と同じ頃にマニラ-グアム線への開設も予定されています。

セブ・パシフィックは2013年10月からエアバスA330型機を使用し、長距離線を開設しています。
2014年11月現在、長距離線はドバイを含めた中東4都市とシドニーとマニラを結ぶ5路線。
来年はホノルル以外の長距離線にも就航するのではないか、という話も。

尚、仮にマニラ-ホノルル線が開設された場合、料金は中東線とあまり変わらない事が予想されます。
その場合、日本から1ペソセールでホノルルまで買えば、往復で5万円程度になるでしょう。
微妙な値段ですw



さて、ホノルルへはエアアジアも就航を検討していることが今週発覚。

太平洋のほぼど真ん中に位置するハワイ諸島最大の都市ホノルルですが、既に一定数のLCCが就航しています。

韓国のジンエアーはホノルル線を含めた長距離線への就航を今年発表。
チェジュ航空、エアプサンも長距離路線への進出を検討しています。
オーストラリアからはジェットスターが、シドニー・メルボルン・ブリスベン(12月から)とホノルルを結ぶ路線が。
アメリカやカナダからはアレジアントエアやウエストジェットが本土とホノルルを結ぶ路線を開設しています。

ハワイへ空路で訪れる観光客のうち、アメリカからが約500万人。続いて日本で約150万人。カナダが約50万人。その下にオーストラリアの25万人、韓国の15万人と続いているわけですが、先にも述べたように日本以外はLCCが就航済みか就航を予定している段階。

日本とハワイを結ぶLCCの話はバニラエアがチラッと話題に出る程度で、まったく出てきませんね。

もちろん日本特有の事情があるわけですが、いつの日か日本とハワイがLCCで結ばれる日は来るのでしょうか。