ジェットスタージャパンが欠航・遅延した場合の傾向と対策-2015年3月更新-

以前の記事は2013年の情報をまとめたものなので、2015年3月の情報を基に作成。

以前の記事はこちらです。
ジェットスタージャパンが欠航・遅延した場合の傾向と対策



この記事はジェットスタージャパンが運航する国内線の急な欠航・大幅な遅延が決まった場合の傾向と対策です。

急な欠航、大幅な遅延が決まった場合、大きく分けてその理由は2つにわかれます。

  1. 悪天候・地震・ストライキ・空港閉鎖等、ジェットスター側に責任がない欠航の場合
  2. 機材故障等ジェットスター側のトラブルが原因で欠航の場合
1の場合、どうしようもありません。他社便も飛んでいない場合がほとんと。
大人しく振替か、返金を選びましょう。

2の場合、ジェットスターから補償が受けられる可能性があります。
ジェットスターの約款では、どのような欠航・遅延でも補償がないとしていますが、実際はある程度の補償が期待できます。

この記事では2の場合における傾向と対策をまとめます。

-注意事項-
記事に書かれている情報はあくまで傾向と対策であり、ジェットスター側が公式に発表している内容とは違います。
また、過去の遅延や欠航情報を元に作成し、ジェットスターから直接航空券を手配していることを前提としています。
パッケージツアー等でジェットスターを利用する場合とは異なることをご了承ください。

一刻も早く目的地に行きたい場合

大幅な遅延や欠航した場合、振替便はいつになるのか、アナウンスを聞くか空港にいるスタッフを見つけて聞いて下さい。
通常はアナウンスで教えてくれるので、注意深く聞きましょう。

振替便では間に合わない場合(例えば振替便が翌日になってしまった場合)は代わりの交通手段の確保を急ぎます。
他社の便、高速バス、新幹線等、間に合いそうな交通手段を自分で確保します。

返金する場合、カウンターに並ぶだけ無駄。
数日以内にコールセンターに電話をし、返金する旨を伝えましょう。
返金方法としてバウチャーでの返金を薦めてくる場合が大半ですが、約款上全額返金が可能です。クレジットカードやデビットカードだと返金手続きが非常に簡単。

時間に余裕があるので振替便でOKな場合

スタッフから説明があると思いますが、午前の便が欠航した場合は午後の便に。最終便が欠航した場合は明日以降の便になるでしょう。条件が揃えば臨時便も出ます。

但し、振替便の席は限られます。
早めに手続きをした方が、確実に希望の振替便を確保できる可能性が高いです。

振替は空港カウンターはもちろんですし、コールセンターでも可能。
  • 0570-550-538
  • 0120-9347-87
予約時に登録したメールアドレス宛に、欠航に関するメールも配信されます。
こちらも必ずチェック。

往復で購入し、往路で欠航した場合、復路の変更も可能です。
乗継の場合も大丈夫です。

そしてジェットスタージャパンはLCCにも関わらず、補償してくれる場合があります。
よくある補償は以下の通り。
ホテル一室あたり10000円まで
夕食お一人あたり3000円まで
朝食お一人あたり1000円まで
ホテル-空港間の交通費(タクシー料金は公共交通機関利用不可の場合に限る)
返金手続きをせず、空席のある次の便への振り替えの場合、食事代が補償されます。
また、振替便が翌日以降になる場合はホテル代が補償されます。

ホテルは1室あたり10000円まで。
シングルでもツインでも1室10000円までです。
3名の家族やグループで旅行中の場合、トリプルに泊まった場合は1万円まで。一人ずつシングルに泊まった場合は3万円まで補償されます。

家族や友人とまとめて予約をし予約番号が同じ場合、夕食や朝食は人数分合算して請求可能です。
わざわざ一人分の領収書等を用意する必要はありません。

ホテルの手配は大抵自分でやってください、と言われます。
スマホ等で適当なホテルを見つけておくと良いでしょう。
上記の額であれば、補償してくれます。
ジェットスターが手配してくれる場合もあるのでよく確認しましょう。

尚、補償は空港から自宅が1時間以上離れている、という条件があります。
空港の近くに住んでいる場合は上記補償が受けられないので注意です。

まとめ

欠航した場合で、翌日への振替ならまず問題ありません。
問題なのは、遅延。
9時のフライトが11時や12時に変更となった場合、15時や21時、最悪欠航し翌日への振替となってしまう場合があります。
一刻も早く目的地に到着する必要があるのなら、ジェットスターを諦め、さっさと他の交通手段で目的地に行くのが確実。

申し訳ないですが、LCCを完全に信用してはいけません。
もちろん確率上、定時運航をする確立の方が遥かに高いのですが、極稀に欠航や大幅な遅延は発生してしまうものです。
どうしても遅れてはマズい場合は、何度も言いますが、さっさと代わりの交通手段を見つけて下さい。

また、補償の額が前後したり、補償されたりされなかったりと対応が同じ条件でもまったく異なる場合があります。
このブログの記事を例にジェットスターと交渉しても無駄ですw
補償があればラッキー、無ければ運が悪かっただけ。

LCCを利用する際は、自分でトラブルを解決できるテクニックが要求されます。
お守り代わりにANAの株主優待券を常に持ってLCCを利用している方もいるくらいですが、実際そんなに毎日欠航しているわけでは無いのでご安心を。
最近のジェットスターの欠航率は3%以下です。100回乗ったら、1~2回欠航するかも?というレベル。

「上手」に利用すればお得に移動できるのがLCCというのをお忘れなく!