搭乗記:香港エクスプレス UO623便 東京羽田→香港

●Introduction

2013年11月7日、香港-東京羽田線に就航した香港エクスプレス
早速搭乗してきたのでレポート。
復路、香港発の搭乗記は以下からどうぞ。
搭乗記:香港エクスプレス UO623便 東京羽田→香港
チケットは香港エクスプレス公式ホームページで往復を予約。料金は往復tax込・預け荷物無しで141.2米ドル。日本円で14000円くらい。

●チェックイン

まだウェブチェックイン等は出来ないので、必ず空港でチェックインをする必要があります。
UO623便は現時点で羽田空港を1:30に出発するフライトなので、その3時間前、前日の22:30からチェックイン可能です。
ANAへの委託で香港エクスプレスのスタッフはいません。
カウンター上部のモニターには預け荷物無し・有りでカウンターが別れていますが、実際は全員区別なくチェックインをするようです。

自分が利用した際は、丁度22:30からチェックイン。
まだ慣れていないスタッフが多いようで、思ったよりも時間がかかりました。

カウンターのデスクには非常口座席(Sweet Seats)の案内や預け荷物の案内が。
詳しくはこちらでまとめてます。
香港エクスプレスのサービスまとめ

事前に座席指定が出来ない香港エクスプレス。
一番最初にチェックインをすれば自由に座席が選べると思っていましたが、他社同様すでに席は自動で割り振られているようです。
自分の場合は複数人でチェックインをしましたが、最初は全員離れているシートを案内され、その後どうにか並びの席を確保してもらいました。
空席状況によっては柔軟に対応してもらえると思いますが、現時点ではフライト次第といったところ。
非常口座席は完全に先着順なので、2000円の価値があると思う人は早めにチェックインをして確保するしかないでしょう。

尚、手荷物に関しては厳しくチェックをされませんでした。容量さえ守っていれば大丈夫、なはず。

●搭乗前~搭乗

チェックイン後夕食。
この日はつるとんたん。

食後は出国エリアへ。

BEER CLUB Verre Tokyoでビールを飲みながら時間を潰す。

搭乗は00:50頃からスタート。ゲートは105番。
端にあるゲートなので遠い。と言っても5分も歩けば着きます。
すでにこの時間の105番ゲートは香港エクスプレス専用となっている様子。毎日105番を使ってます。

自分も1時頃に機内へ。
ボーディングブリッジを使っての搭乗なので楽。

混んでいたのとガラスが無駄に反射して上手に写真が取れなかったので機材の写真は無し。
唯一撮れたのがドア・・・・・・。

●シート

この日の機材は香港航空と書かれた機材。
香港航空の機材とシートが変わらず。ただ、前方にあったはずのビジネスクラスのシートが取り外され、全席エコノミーに変わっただけの機材に見えました。
しかし普段A320の180席仕様や737-800の189席仕様ばかり乗っているので、A320の174席仕様が広く感じます。
実際は2.5センチ~3センチしか変わらないんですが、感覚的にはとても広く感じます。
これなら香港までのフライトも余裕。わざわざ2000円払って非常口座席にするのがアホらしいと感じますね。
ちょっとだけ気になったのは、座席の背もたれの部分が少し低いような・・・。

シートポケットには機内販売のメニューや香港航空の機内誌が。
まだ香港エクスプレスの機内誌が出来ていないので、来月以降入れ替わる予定。
そういえば、エチケット袋がありませんでした。きっとキャビンクルーに言えばくれるでしょう。

●フライト

1:20前にドアはクローズ。
搭乗率は約6割。まだまだこれから・・・という印象。
ただ、香港人はもちろん欧米人からインド系まで幅広く利用しているのが印象的でした。
パッと見た感じの割合は香港5、日本3、他2・・・でしょうか。
バックパッカーからビジネスマンまでいるのも驚きました。
同じ時間帯に出発するエミレーツよりも先に出発。ただ、できる限り寝たいフライトなのでそんなに早く出発しなくても良いかな・・・とは思ってしまいます。

ドアクローズから25分ほどかかってD滑走路より離陸。

低気圧の影響で離陸後しばらくは揺れが続きました。
その後機内販売。深夜のフライトということもあり、LCCにありがちな、がっつくような機内販売ではなく静かに通路を通る機内販売で好印象。

その後は完全消灯。ぐっすり寝れます。
特に気になった点もなく・・・・・・。とにかく普通のLCCですね。

●到着

ドアクローズから丁度4時間後前後経った時に高度が下がり始め、機内も点灯。
2時間程度は寝れました。

そこから30分後には着陸してスポットイン。香港時間の04:50頃。

管制塔の近くのオープンスポットだったので、バスでターミナルまで移動。
迎えのランプバスが直ぐにこなかったので、暫く機内で待ってからバスへ。ターミナルへは5分ほどかけてバス移動。

早朝なのでそれほど入国審査の列も長くないので、5:30頃には到着ロビーに出れました。
空港には友人が迎えに来てくれましたが、香港に早着だと空港でコーヒーでも飲んで時間を潰したほうが良いかもしれません。
定刻に香港に到着すれば丁度エアポートエクスプレスや他の公共交通機関の始発に乗れるので問題はないでしょう。

●飛行ルート


より大きな地図で UO623 を表示

●Summary

予想通り普通のLCCです。
CAは日本語も話せませんしサービスも必要最低限。当たり前ですが、日本語のアナウンスはありませんでした。
これぞ海外のLCCという感じで、個人的には可も無く不可も無く。
あまりに普通というか王道のLCCなので、記事に書くことさえ見つかりません。

気になるのは料金だけ。
シートは広めで時間帯も悪くないので料金さえ安ければ、東京から香港までは香港エクスプレス一択になりそうです。

航空会社: 香港エクスプレス
便名: UO623
機材: A320-200
出発空港: 羽田空港01:30
到着空港: 香港空港05:25
所要時間: 4時間55分
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

就航直後の香港エクスプレスまとめ